【原因】
メールシステムで受信したメールの日時が、不正な値になっている場合、次の原因が考えられます。
1. メール共有オプションが対応していない「 Date ヘッダ」の形式のメールを受信した。
2. 送信元のメールクライアントマシンの日時設定が不正になっている。
【対処】
メール共有オプションは、受信したメールの「 Date ヘッダ」の値を“送信日時”として表示しています。
該当のメールのメールソースを開き、「 Date ヘッダ」の値から、「 Date ヘッダ」の形式がメール共有オプションに対応しているかどうか、確認してください。
<Date ヘッダの確認手順>
1. 送信時刻が不正な値になっているメールを開く
2.「ソースを見る」をクリックしてメールソースを表示する
3.「Date:」の値を確認する
メール共有オプションが認識可能なメール日付形式は次のとおりです。
これら以外の形式のメールは日時表示が正常に行われません。ご留意ください。
[day, ] date mon year hour:min:sec [("+"/"-") HH:MM]
[day, ] date mon year hour:min:sec [zone]
zone = "UT" / "GMT" / "WET" / "JST" / "IDL" / "IDLW" / "NT" / "AEDT" /
"ACDT" / "HST" / "BDT" / "CAT" / "AHST" / "ACST" / "YST" /
"HDT" / "AKST" / "PST" / "YDT" / "MST" / "PDT" / "CST" / "MDT" /
"EST" / "CDT" / "AST" / "EDT" / "ADT" / "AT" / "WAT" / "MET"/
"MEWT"/ "SWT" / "FWT" / "EET" / "MEST" / "FST" / "MSK" / "IT" /
"ZP4" / "ZP5" / "IST" / "ZP6" / "SST" / "WAST" / "JT" / "CCT" /
"WST" / "WADT" / "KST" / "CAST" / "SAST" / "JDT" / "EAST" / "AEST" /
"CADT" / "SADT" / "EADT" / "NZT" / "NZST" / "IDLE" / "NZDT" /
( ("+" / "-") 4DIGIT )
例:
Date: Tue, 28 Jan 2009 14:12:41 +0900
Date: Tue, 28 Jan 2009 14:12:41 JST
Date: 28 Jan 2009 14:12:41 +0900
なお、メール共有オプションが対応しているメール日付形式であるにもかかわらず、日時が不正な場合は、送信元のクライアントマシンの日時設定が不正になっていることが考えられます。
※ メール共有オプションの受信メール一覧や処理メール一覧画面に表示される「日時」は、
送信者側がメールを送信した際の日時になります。メール共有オプションで
メールを受信した時間ではありません。ご留意ください。
メールの送信者側へメールを送信したクライアントマシンの日付設定についてご確認いただくようご依頼ください。