記事番号:00913
連携コネクタを利用することで、kintoneのレコードを定期的に自動で一括更新できます。
kintoneの計算式で「入社からの経過年数」などを表示している場合、レコードを更新しないと、時間が経過しても最新の数値が反映されません。
FAQ:経過年数を計算できますか?
連携コネクタで、「スケジュール実行」のイベントを契機に、kintoneの「レコードの一覧取得」と「レコードの一括更新」のアクションを実行するシナリオを作成すると、指定した日時に、条件に合うレコードをまとめて更新できます。
これにより、上記のような計算フィールドの値を自動で最新の状態に保つことができます。
※ kintoneの標準機能では、レコードを定期的に自動更新することはできません。
本記事では、「毎日決まった時刻に、複数レコードを一括更新する」シナリオを作成する流れを紹介します。
<シナリオの構成>
シナリオは、次の3つのステップで構成します。
- イベント:一般コネクタの「スケジュール実行」で、シナリオを実行する日時を指定します。
- アクション:kintoneの「レコードの一覧取得」で、更新対象のレコードを取得します。
- アクション:kintoneの「レコードの一括更新」で、取得したレコードのフィールドの値を更新します。
<準備>
○kintoneの準備
- 更新対象のアプリで、更新したいレコードだけが表示されるように絞り込み条件を設定した一覧を作成します。
一覧の追加方法は、一覧を追加するを参照ください。 - 更新対象のアプリで、レコード番号フィールド、または重複禁止の設定をしたフィールドを配置します。
- アプリの設定の「APIトークン」でAPIトークンを生成し、アクセス権で「レコード閲覧」と「レコード編集」を選択します。
APIトークンの生成方法は、APIトークンを生成するを参照してください。 - アプリを公開します。
○連携コネクタの準備
連携コネクタでシナリオを作成し、編集画面を開きます。
シナリオの作成方法は、シナリオを作成するを参照してください。
<シナリオの設定>
○ステップ1:スケジュール実行のイベントを作成する
- 「アプリ選択」で「一般」をクリックします。
- 「イベント選択」で「スケジュール実行」をクリックします。
- 「タイムゾーン設定」で「Asia/Tokyo(+09:00)」を選択し、「次へ」をクリックします。
- 「スケジュール設定」で、シナリオを実行する日時(例:毎週 日,月,火,水,木,金,土 0:00)を設定し、「次へ」をクリックします。
- 「完了して次へ」をクリックします。
スケジュール実行の詳細は、一般コネクタ スケジュール実行を参照してください。
○ステップ2:レコードの一覧取得のアクションを作成する
- 「アプリ選択」で「kintone」をクリックします。
- 「アクション選択」で「レコードの一覧取得」をクリックします。
- 「認証コネクタ選択」で、準備で生成したAPIトークンを使ってkintoneの認証コネクタを作成し、「次へ」をクリックします。
認証コネクタの作成方法の詳細は、kintone認証コネクタを作成するを参照してください。 - 「基本設定」で、「取得方法」に「一覧から取得する」を選択し、「○kintoneの準備」で作成した一覧を指定します。
- 「取得件数」を設定し、「次へ」をクリックします。
- 「出力確認」で「テスト実行」をクリックし、対象のレコードが取得できることを確認して「完了して次へ」をクリックします。
レコード一覧取得のアクションの詳細については、kintone レコードの一覧取得を参照してください。
注意
- ルックアップフィールドとテーブル内に含まれるフィールドは、取得することができません。
- 取得件数は、5000件以内を推奨します。
- テスト実行で、4件以上該当するレコードがある場合でも、画面上の表示は3件までとなります。
○ステップ3:レコードの一括更新のアクションを作成する
※ ここでは、更新対象のレコードをレコードID(レコード番号)で特定する手順で説明します。
- 「アプリ選択」で「kintone」をクリックします。
- 「アクション選択」で「レコードの一括更新」をクリックします。
- 「認証コネクタ選択」で、ステップ2と同じ認証コネクタを選択し、「次へ」をクリックします。
- 「基本設定」で、「更新タイプ」に「レコードID」を選択し、「表データ」にステップ2で取得した表データを選択して、「次へ」をクリックします。
- 「更新フィールドの選択」で、任意のフィールドを選択し、「次へ」をクリックします。(例:備考)
- 「更新内容」で、各フィールドに書き込む値として、次のように指定し、「次へ」をクリックします。
・ レコードID:「レコード番号」
・ 手順5で選択したフィールド:手順5で選択したフィールドと同じもの(例:備考) - 「出力確認」で「テスト実行」をクリックし、kintoneのレコードが更新されることを確認します。
- 画面右上の「保存」をクリックし、「シナリオ有効化」をONにします。
レコード一括更新のアクションの詳細については、次のページを参照してください。
kintone レコードの一括更新
注意
- 「レコードの一括更新」で更新したレコードは、「更新者」フィールドが「Administrator」に、「更新日時」フィールドがシナリオの実行日時に変わります。
- 「レコードの一括更新」で「UPSERTモードで実行する」を「無効」または「指定なし」にしている場合、表データにアプリに存在しないレコードが含まれていると、処理はエラーになります。
補足
- 連携コネクタの概要や料金、ステップの考え方については、次のページを参照してください。
連携コネクタ - シナリオが正常に動作しない場合は、次のページを参照してください。
トラブルシューティング - 連携コネクタに関するお問い合わせ方法は、次のページを参照してください。
お問い合わせ方法
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