申請ごとに異なる承認フローを一元管理できるアプリです。
申請種類や申請者ごとに、承認ルート(承認ユーザー/承認組織/承認グループや必要承認段階)をあらかじめマスタとして登録しておき、申請アプリ側からルックアップで承認ルート情報を取得することで、承認経路を設定することができます。
申請者の所属部署や申請内容によって、承認者の組み合わせが複数ある場合は、承認ルートを登録するマスタアプリを利用する方法がおすすめです。
📥アプリテンプレートのダウンロードは こちら
補足
- 本記事は、サポートで作成したアプリテンプレートをご紹介しています。
- kintoneでは、そのほかにもサンプルアプリを数多くご用意しておりますので、ぜひご参照ください。
サンプルアプリ
🎯こんなときにおすすめ
- シンプルな1段階承認から複雑な多段階承認まで、申請に応じて承認段階を簡単に設定したい
- 承認者が複数人にわたり、プロセス管理の「作業者」設定が複雑になる
- 申請者の所属部署や申請内容などの条件によって、承認ルートが変わる
- 承認者の見直しが発生するたびに、申請アプリ側の設定を直接修正するのは避けたい
✨おすすめポイント
承認ルートの変更がマスタ編集だけで完結
承認者や必要承認段階が変わっても、マスタのレコードを追加・修正するだけで、新しい承認ルートをすぐに申請アプリに反映できます。複数承認者・条件分岐がある場合でもプロセス管理をシンプルに保てる
「申請の種類ごとに承認者が異なる」「所属部署や申請内容によってルートが変わる」といったケースでも、ルートの組み合わせをマスタ側にまとめておくことで、申請アプリのプロセス管理は最小限の設定で済みます。必要承認段階に応じた自動スキップとルックアップ連携
ルックアップで承認者が自動反映されるため、手入力による設定ミスを防げます。
また、プロセス管理の条件分岐で「必要承認段階」を参照し、例えば、二次承認までで良い申請の場合、三次承認の確認ステップを自動でスキップすることができます。
📋申請アプリの設定例
▶️ 申請アプリのフィールド設定
- 申請アプリに以下のフィールドを追加する
- 承認ルート情報取得:「ルックアップ」フィールド
- 必要承認段階:「ラジオボタン」フィールド
- 項目と順番:一次まで、二次まで、三次まで
- 一次承認者:「ユーザー選択」フィールド
- 二次承認者:「ユーザー選択」フィールド
- 三次承認者:「ユーザー選択」フィールド
※承認者に「組織選択」フィールドや「グループ選択」フィールドを配置することも可能です。
- 「承認ルート情報取得」フィールドのルックアップ設定画面で、承認ルートマスタから「承認ルート名」と「承認者」を取得する設定を行う
※この設定により、申請者は「承認ルート情報取得」で申請内容や案件を選ぶだけで、承認者情報が自動で反映されます。
ルックアップ
▶️ 申請アプリのプロセス管理を設定
「設定」→「プロセス管理」から、以下のようにステータスとアクションを設定します。
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ステータス一覧
- 未申請(下書き)
- 一次承認者 確認中
- 二次承認者 確認中
- 三次承認者 確認中
- 差し戻し
- 完了 -
各ステータスの作業者設定
- 各承認ステータスの「作業者」は、「次のユーザーから作業者を選択」→「フォームのフィールドを追加」で、マスタからルックアップした「一次承認者」「二次承認者」「三次承認者」フィールドを指定します。
※承認者に「組織選択」フィールドや「グループ選択」フィールドを配置した場合は、それらのフィールドも指定します。 - 差し戻しステータスの作業者は、申請者名が入力されているフィールドを指定します。
- 各承認ステータスの「作業者」は、「次のユーザーから作業者を選択」→「フォームのフィールドを追加」で、マスタからルックアップした「一次承認者」「二次承認者」「三次承認者」フィールドを指定します。
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アクション条件分岐(必要承認段階によるスキップ)
各承認ステータスには、「必要承認段階」フィールドの値に応じて条件分岐を2パターン用意します。
-
一次承認者 確認中 → 承認する
条件A:必要承認段階が「一次まで」を含む → 実行後ステータス「完了」
条件B:必要承認段階が「一次まで」を含まない(=二次まで or 三次まで)→ 実行後ステータス「二次承認者 確認中」 -
二次承認者 確認中 → 承認する
条件A:必要承認段階が「二次まで」を含む → 実行後ステータス「完了」
条件B:必要承認段階が「三次まで」を含む → 実行後ステータス「三次承認者確認中」 -
三次承認者確認中 → 承認する
条件:必要承認段階が「三次まで」を含む → 実行後ステータス「完了」 各ステータスで「差し戻す」アクションも設定し、実行後ステータスは「差し戻し」に統一します。
📋使い方の流れ
例)申請アプリにて、プロジェクト/案件ごとに承認者が変わるフローで承認プロセスを進めたい
▶️ 承認ルートマスタへのレコード登録
承認ルートマスタアプリに、案件や申請内容ごとに必要な承認ルートをあらかじめ登録しておきます。
💡承認ルート名や各承認者に加えて、必要承認段階(二次まで/三次までなど)も案件ごとに設定できます。
▶️ 申請アプリに申請レコードを登録する
申請アプリに配置した「承認ルート情報取得」フィールドの「取得」ボタンをクリックし、該当の案件を選択します。
💡選択すると、承認ルートマスタに登録されている一次承認者・二次承認者や必要承認段階が自動的に反映されます。
▶️ 費用申請アプリでプロセス管理のフローを進める
申請者が「申請する」ボタンをクリックすると申請フローが開始されます。以降は、各承認者がステータスに応じて「承認する」ボタンをクリックしていくことで、承認ルートマスタから取得した必要承認段階まで自動的にプロセスが進んでいきます。
「申請アプリの設定」で承認段階に応じたプロセス管理をあらかじめ設定しているため、案件ごとに必要な承認段階までプロセスを進めることが可能です。(例:二次承認までの案件は二次承認で完了、三次承認までの案件は三次承認まで進む)