記事番号:010208
kintoneでは、全体検索やアプリ内検索、スペース内検索をする際、「数値」フィールドや「ラジオボタン」フィールドなど、検索できないフィールドがあります。
検索対象
なお、「文字列(1行)」フィールドの自動計算機能を利用することで、検索できないフィールドのうち、計算式で参照できるフィールドの値を検索することができるようになります。
計算式で参照できるフィールド
必要な設定手順は次のとおりです。
<手順>
- アプリを開き、画面右上の歯車アイコンをクリックする
- 「フォーム」タブにて「文字列(1行)」フィールドを配置する
- 配置した「文字列(1行)」フィールドの右上にある歯車アイコンにカーソルを乗せ、「設定」をクリックする
- 「自動計算する」にチェックを入れ、以下のように設定し、「保存」をクリックする
例)
フィールドコードが「ラジオボタン」という「ラジオボタン」フィールドの値を検索できるようにしたい場合
フィールドコードとは
配置した「文字列(1行)」フィールドのフィールド名:ラジオボタン検索用
計算式:ラジオボタン補足
-
「日付」フィールドなど、日付や日時を入力するフィールドの値を計算式に記載すると、計算結果にはその日時が秒数で表示されます。
必要に応じてDATE_FORMAT関数を利用し、「2025年1月1日」などの形式で表示するよう、計算式を設定してください。
[DATE_FORMAT関数]日付や時刻の表示形式を指定して表示する -
「チェックボックス」フィールドや「複数選択」フィールドを検索できるようにしたい場合、IF関数を利用することで検索できるようになります。
例)
検索したい「チェックボックス」フィールドの設定:
・フィールドコード:チェックボックス
・選択肢:sample1、sample2
検索用の「文字列(1行)」フィールドで設定する計算式:
IF(AND(CONTAINS(チェックボックス, "sample1"),CONTAINS(チェックボックス,"sample2")), "sample1, sample2",
IF(CONTAINS(チェックボックス, "sample1"), "sample1",
IF(CONTAINS(チェックボックス, "sample2"), "sample2", "")))
[IF関数]条件によって表示する値を変える
[CONTAINS関数]フィールドの中に、指定した文字列と完全一致するものがあるか判定する
-
「日付」フィールドなど、日付や日時を入力するフィールドの値を計算式に記載すると、計算結果にはその日時が秒数で表示されます。
- 画面左上の「フォームを保存」をクリックする
- 画面右上の「アプリを更新」>「アプリを更新」をクリックする
<利用イメージ>
上記の「ラジオボタン」フィールドの例の場合、フィールドで選択した値が検索用の「文字列(1行)」フィールドに自動でコピーされ、検索ができるようになります。
・フォーム画面
・検索画面
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